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公益社団法人 日本学校歯科医会

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全国大会・連絡協議会

第43回近畿北陸地区学校歯科医会(学校歯科部)連絡協議会を終えて

令和になり初めての近畿北陸地区学校歯科医会(学校歯科部)連絡協議会が令和元年8月31日に和歌山県学校歯科医会が担当となり、ホテルアバローム紀の国で開催されました。
各地より関係団体の方々全員ご出席いただき、感謝申し上げます。来賓として和歌山県教育委員会教育長 宮崎泉様、日本学校歯科医会より川本強会長、長沼善美専務理事にご出席賜りました。報告2題は(1)令和元年度学校歯科医研修会について、(2)「食育について」教材作成について、協議題3題は(1)歯科健康診断のIT化について(2)「DMFT指数で未処置歯を多く検出した学校への対応」(3)公益財団法人日本スポーツ協会「スポーツデンティスト」養成事業の希望者推薦基準についてでした。情報交換は13題あり、①学校歯科健康診断時における口腔機能発達不全症の評価について、②中学校、高等学校における保健教育、口腔衛生指導について、③アクティブラーニングについて、④学校歯科医退任の際の学校長の役目、⑤行政が行う学校歯科保健に関わる推進事業について、⑥学校給食における危機管理について、⑦歯を守る図画・ポスター・標語コンクールについて、⑧昨年の協議題「口腔機能発達不全症についての事業報告、⑨通信制高校の学校歯科医の校医報酬について、⑩学校歯科医および養護教諭など学校関係者に対しての学校歯科保健教材の貸し出しとその情報提供について、⑪学校歯科健康診断時の器具の滅菌について、⑫学校健康診断時のグローブの使用について、⑬薬物乱用防止教室への参加について、各府県市におかれては様々な問題点を抱えており、少しでも解決できるように参加者より多くの意見をいただき、有意義な会となりました。また和歌山県教育委員会より現状報告をいただき、日本学校歯科医会 川本会長、長沼専務理事より詳しく説明をいただき、より理解できました。子供たちの健康づくりのために、時代と共に様々な変化に対応していくために、関係者が一同に集まり、意見を出し合い、それを持ち帰り、還元していくことが重要であり、この協議会が益々発展して行くことをご祈念申し上げ、報告とさせていただきます。


令和元年度九州地区学校歯科医会役員連絡協議会 IN大分

令和元年8月24日(土)午後2時より大分県歯科医師会館にて今年度の九州地区学校歯科医会役員連絡協議会が行われました。
会議には、日本学校歯科医会から川本強会長、長沼善美専務理事、各県、および福岡市の学校歯科医会の役員、大分県役員が出席しました。
はじめに大分県歯科医師会の長尾会長、日本学校歯科医会の川本会長からご挨拶をいただきました。
協議に入る前に大分県開催の企画として、食育に力を入れている日田市の‘社会福祉法人法輪学園こども園るんびにい‘の岩橋道代様より「発達の連続性を考えた取り組みの深化~めざす10の姿を取り入れた歯・口の健康づくりをとおして~」という演題で、講演を聞いていただきました。
その後、日本学校歯科医会の長沼専務より日本学校歯科医会報告がなされ、新たにHP内に健診時のカリエスQ&Aも追加された事等、ご報告いただきました。
その後、各県および福岡市の事業計画、提出協議題、日学歯への質問および要望事項へと協議に移りました。
事業計画に関しまして、他県の参考になるような事も多く見受けられました。
各県の提出協議題では、九州各県、各地区のカリエス罹患状況の改善策についてや、「入園(入所)前健康診断」について、口腔機能発達不全症についての取り組み等、12項目について熱い議論がなされました。
また、日本学校歯科医会への質問、および要望事項については、更新研修でのイーランニングやDVD研修への変更希望や、就学時健康診断における「う蝕多発傾向者」の定義について、就学時健康診断の変更点の周知について等、9つの議題が挙げられ、川本会長、長沼専務からのご丁寧な回答をいただき会議を終え、最後に次期開催県の福岡県学校歯科医会の杉原会長のご挨拶により閉会となりました。
最後に、担当県として皆様には不行き届きがあったとは存じますが、ご協力の程、感謝申し上げます。

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