過日令和7年10月16日(木)・17日(金)に広島国際会議場にて開催いたしました第89回全国学校歯科保健研究大会が盛会裏に終了いたしました。実に6年ぶりの対面開催となりましたが、当日は900名程の方に現地参加いただき大変盛り上がりを見せた2日間となりました。

初日は厳かな開会に続き、優良校への表彰式、広島県立吉田高等学校による妖艶で息をのむお神楽の披露、原晋監督のすぐにでも活用したいマーケティング戦略の数々、立体交差的に歯・口の健康を支えている「くう・ねる・まなぶ・カラダうごかす」を育むと題したシンポジウムと、充実の一日となりました。
2日目は朝早くから領域別研究協議会が開催され、幼稚園部会、小学校部会、中学校部会、高等学校部会、特別支援教育部会と、どの協議会場も熱気に包まれていました。青空の下、原爆ドームのそびえ立つ様子も記憶に残りました。会場隣の原爆資料館では祈りや学習に訪れた人々で溢れていました。ここに平和がたしかに存在していることを感じる2日間でした。

全国から、本大会へお越しくださいました皆さま、誠にありがとうございました。
ご講演くださいました皆さま、指導を賜りました関係者の皆さま、協議会で発表いただきました学校の皆さま、本当にありがとうございました。また表彰式にお越しくださいました優良校表彰のご登壇校の皆さま、祝意とともに学校歯科保健にご尽力いただいていますことに感謝を申し上げます。
また最後になりましたが主催となりました関係者の皆さま、ご後援を頂戴しました団体様、企業様へこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。

次回は第90回の記念大会となります。開催は令和8年10月15日(木)・16日(金)、東京都文京区の文京シビックホールです。当日の大会で動画をご覧いただきましたように、全国学校歯科保健研究大会は戦前から続く貴重な大会のひとつです。何卒足をお運びいただき、皆さまと私共とで学校歯科保健の糸を紡ぎ続けていけたらと思います。