おしえて！歯(は)の健康(けんこう)診断(しんだん)って、なあに？

顎関節(がくかんせつ)（あごの関節(かんせつ))と歯(は)ならび・かみ合(あ)わせ

口を開いた子供わたしたちが笑(わら)ったり、話(はな)したりするとき、自然(しぜん)とあごを動(うご)かしていますね。また、食事(しょくじ)をするときも、あごを動(うご)かして、上下(じょうげ)の歯(は)で食(た)べ物(もの)をかんでいます。あごの関節(かんせつ)とお口(くち)の中(なか)のかみ合(あ)わせは、みなさんが健康(けんこう)に生(い)きていくために、とても大切(たいせつ)な働(はたら)きをしているのです。健康(けんこう)診断(しんだん)では、小(ちい)さなこどもの歯(は)から大(おお)きなおとなの歯(は)に上手(じょうず)にバトンタッチしているか、あごの関節(かんせつ)やかみ合(あ)わせのバランスを調(しら)べます。
まずはじめに、みなさんの顔(かお)やあごの形(かたち)をみながら、あごを上下(じょうげ)左右(さゆう)に動(うご)かしてもらいます。 これは、あごの関節(かんせつ)がスムーズに動(うご)いているか、関節(かんせつ)でカクカクと音(おと)がしたりしていないか、大(おお)きく口(くち)を開(あ)けたとき、下(した)あごが右(みぎ)や左(ひだり)にズレていないかどうかなどをチェックしています。このとき、“０(ぜろ)”と言(い)われたら、心配(しんぱい)いりません。“１(いち)”と言(い)われたら、注意信号(ちゅういしんごう)です。“２(に)”と言(い)われたら、歯医者(はいしゃ)さんにみてもらいましょう。

チェックポイント

◆顎関節(がくかんせつ)(あごの関節(かんせつ))
あご関節チェックポイント
◆歯列(しれつ)咬合(こうごう)（歯(は)ならび・かみ合(あ)わせ）
しれつこうごうチェックポイント

また、お口(くち)の中(なか)を調(しら)べて、かみ合(あ)わせがきちんとしているかどうかを調(しら)べます。歯(は)の方(ほう)に問題(もんだい)がないか、上(うえ)の歯(は)と下(した)の歯(は)をかみ合(あ)わせたとき、前後(ぜんご)や左右(さゆう)にずれてかみ合(あ)わせに問題(もんだい)がおきていないかなどをチェックします。歯(は)の生(は)え方(かた)や、あごの形(かたち)が変形(へんけい)していないか、などもチェックしていきます。同(おな)じように“０(ぜろ)、１(いち)、２(に)”と言(い)われます。

【まめ知識(ちしき)①】　さまざまな咬合(こうごう)（かみ合(あ)わせ）
歯垢(しこう)